DENIM TALK with "THE UNION" KOHEI MAKITA & "MIN-NANO" GORO

DENIM TALK with

UNION OSAKA で先日開催され話題を呼んだ MIN-NANO(@minnnanoo ) がキュレーションする POP-UP にて別注デニムを制作した大阪発のワークウエアブランド THE UNION (@the_union_official )代表・牧田耕平氏のアトリエ兼作業所にて、別注デニムのディレクションを行った MIN-NANO の GORO 氏との対談を実施。東京・大阪から国内外に向けてブレないカルチャーを発信し続けてきた2人に別注デニムが生まれた経緯やこだわり、そして各々「これまで」と「これから」について話を聞いた。

INTERVIEW : UNION TOKYO
PHOTO : Hoshina Ogawa (@hoshina1987 )



— 牧田さんのプロフィール、主宰されているワークウエアブランド THE UNION について教えてください。
牧田(敬称略):このアトリエがある大阪市東住吉区が出身地です。高校を出た後にパティシエを目指して地元大阪の製菓専門学校に通っていたのですが古着屋に通っていたこともあり洋服への興味が強くなって19歳から2年間フルカウントというデニムメイカーに勤めていました。そこではヴィンテージのレプリカの企画を得意としていて働きながらデニムの専門的な知識や生産について学ばせてもらいました。その後 SUPREME や SILAS などの海外ブランドを扱っていた都内の代理店に移り、1999年に MOTIVE というオリジナルブランドを立ち上げ、そこでも MOTIVE TOUGH というデニムウエアに特化した別ラインを作っていました。その後、地元大阪に戻り2009年に始めたのがデニムを中心としたワークウエアのレーベル THE UNION ですね。

— 昔からデニムウエアが好きだったのですか?
牧田:19歳の時に大阪の古着屋で購入した FOREMOST(ストアブランドで知られる J.C.PENNY 傘下のプライベートブランド) のデニムパンツがきっかけです。いわゆる LEVI’S や LEE などの規模の大きなブランドよりもストアブランドやサードブランドと呼ばれるデニムの方が好きでした。とはいえデニムや古着だけを好きだったわけではなくて、高校が私服OKで周りの友達が COMME des GARCONS、YOHJI YAMAMOTO、DRIES VAN NOTEN 等々を着ていて色々なブランドや洋服に触れていました。印象深かったのは大阪のロンディスというお店で入手した袖裏がマフラーでカスタムしてある GOOD ENOUGH のモッズコート。当時はヴィンテージをベースにリメイクを施すようなブランドは少なかったので衝撃を受けたのを憶えています。



— MIN-NANO GOROさん、UNION との出会いを教えてください。
GORO:牧田さんは広島にお店をやっていた共通の友人を通して親交が始まりました。スケートデッキで作られていた THE UNION の家具を MIN-NANO で取り扱わせて欲しいと紹介してもらったのが始まりです。もちろん知り合う前から MOTIVE や THE UNION 含め牧田さんのモノづくりはずっと見させてもらっていてリスペクトしっぱなしです。

牧田:GOROちゃんがお店をやっているのももちろん知っていたし、同じ裏原カルチャーの洗礼を受けながらもオリジナルを追求していて、無駄なモノは作らないところとか互いに物作りに対する感覚が似ていると思っていましたね。UNION は10代の頃から認知していて FRONTMAN ロゴの入ったTシャツは国内では STÜSSY の店舗で売っていたのを憶えています。もちろん NY の店舗にも何度か行った事もあって、ローカルなスモールブランドからミックステープ、日本の裏原ブランドまでごちゃ混ぜで扱っていてSOHOっぽくない面白い店だなと思っていました。クリスが店に立っていた頃とのことなのでもしかしたら出会っていたかもしれないですね(笑)LAもその時とは別に訪れたことがあってNY、LAも90年代のカルチャーが蠢いていた時代を肌で感じられる店だったのを憶えています。



— 今回の別注デニムについて教えてください。
GORO:今回、UNION OSAKA での POP-UP の話があった際に即座に THE UNION のデニムをラインナップに入れさせて頂きたいと思っていました。牧田さんのモノづくりの姿勢や製品のクオリティはもちろん理由としてありましたが、大阪発信でモノ作りも関西で完結されている稀有なブランドなので是非この機会にと考えていました。UNION 同士っていうのものありますが (笑)アイテムとしては THE UNION の仕様とスペックをそのままにテーパードを利かせた BAGGY タイプで別注させてもらったら MIN-NANO と UNION らしいデニムに仕上がるんじゃないかと思っていました。ただ、THE UNION でリリースしている既存のデニムはシルエットが完成されているので、そこをアレンジさせてもらうのは失礼になっちゃうかもという心配はありましたね。

牧田:僕も話をもらった時にウチが通常やらないような形のデニムパンツをビタビタのヴィンテージ仕様でやったら面白んじゃないかと思っていたので GOROちゃんから BAGGY のシルエットでの提案貰ってからは話が非常に早かったように思います。 THE UNION のデニムでこだわっているディテールについて説明させてもらうと、まずはポケット口のシェイプ。緩いS字のような曲線を描いたようなポケット口になっているのですが、今やうちのデニムのトレードマークになっていて僕らは 「WELCOME ポケット」と呼んでいます。一般的なデニムだとポケット口が曲線や直線になっているのですがポケットに手を入れずらいんですよね。うちの仕様は無理なく手を入れられるカッティングになっていて、更に穿き込んでいくと立体的に口が入れずらいんですよね。うちの仕様は無理なく手を入れられるカッティングになっていて、更に穿き込んでいくと立体的に口が開いてくるオリジナルなディテールになっています。段々と WELCOME になっていく感じ(笑)ですね。その他にも隠しリベットや耳付きの仕様、UNION SPECIALで縫っている裾のチェーンステッチ、芯入りで三巻押さえのベルトループなど THE UNION の定番モデルと同様のヴィンテージ仕様なのですが当時の製法やディテールをそのまま活かしながらもテーパードの効いたバギータイプに落とし込んでいるのが別注の大きなポイントとなっています。






GORO:加えてバックポケットのステッチも MIN-NANO の「M」型にアレンジさせてもらっています。バックポケットは小場のステッチ含めメチャ綺麗に仕上がっていてありがたいです。

牧田:隠しリベットもありながらここまで(ステッチの間隔を)細く仕上げるのは高い縫製技術が必要なので、そう言ってもらえて嬉しいです。THE UNION としては過去の名作をただ蘇らせてレプリカにするだけの事はしたくなくて、当時のデザインに敬意を払いながらも、オリジナルと呼べる新しいディテールを加えて進化したモノに昇華させたいと考えてます。そいうった意味でも今回の GOROちゃんからのオーダーであった BAGGY へのアレンジはこれまでにありそうで無かった非常にユニークな取り組みになっているかと思います。






— デニム生地について教えてください
牧田:作りたい形によってオンスや表情を変えたいので、厳選したデニム生地を使い分けています。経年による色落ちはどれも間違いない生地を定番として選んでいるのですが機織り屋さんによって生地のキャラクターがあるのでデザインとの相性でチョイスしていますね。ちなみにこれが過去に作ったデニムなのですが THE の「T」を模った蛇腹のバックポケットは仕様が色落ち、アタリと一体となっているかと。

GORO:確かに。オリジナルの仕様に沿ったアタリが良い感じでていて完全にオリジナルなヴィンテージになってますね・・ちなみにどれくらい履き込めばこの色落ちの感じになるのですか?

牧田:これは5年ほど履き込んで完成した1本です。どんなウエアも経年でどんな表情になるのか想定しながらデザインを進めていますがトライ&エラーしながらなので開発に時間が掛かります。ワークウエアの好きなところは無駄なものが削ぎ落とされているところなんですが、時間を掛けて研ぎ澄まされた機能ほど美しいものは無いと思います。









— 最後に THE UNION の「これから」と牧田さんの拠点である大阪の街について教えてください。
GORO:PODCASTでラジオやられてますよね?お店の在り方だったりとか THE UNION の過去のアイテムをヴィンテージとして扱っている話とか面白いので良く聴かせてもらってます。

牧田:是非次回はラジオ出演お願いします(笑)過去アイテムをヴィンテージとして扱っているのは USED UNION という取り組みでフリマアプリやリサイクルショップに流れている THE UNION の中古品をヴィンテージとして買い戻して必要に応じて手を加えて新たな商品としてリリースしています。新品を売ったら放ったらかしではなくて THE UNION を着てもらえる人や欲しがってくれている人がいるなら安価でも届けたいなと。

GORO:今の時代にも共感できる良い取り組みですね。僕もそうなのですが自分の作った物が2次流通に乗って価値を評価されないところに流れていってしまうのは本意じゃないですよね。

牧田:僕らの洋服って決して安いわけでも無いので新品は値段的に買えない若い子達にも USED だったら安く提供できるし僕らのプロダクトはヴィンテージとしての素質や価値があると考えています。着てくれた子が新品に興味を持ってくれる可能性もありますしね。何と言っても作ってきた物には愛情があるので今後も引き続きこの取り組みは続けていきたいですね。






GORO:今対談させてもらっている建物の屋上の HITOTZUKI さんのミューラル見させてもらいましたがインパクトありますね。

牧田:あの作品は数年前に彼らが遊びに来てくれた時に描いてもらいました。元々ここは親父と兄が鉄工所をやっていて東京から帰ってきた時に2階の部屋が空いていたのでそれから拠点としています。ここら辺一帯(大阪・東住吉区)は下町なんですが、安くて美味しいご飯屋さんや良い銭湯が多くてリアル大阪なエリアだと思っています。人で言うと大阪って東京と違って色んなキャラクターの人がいるように思います。何というかキャラ強めで同じような感覚の人が多くないんですよね。ややこしいというか(笑)

GORO:物を見る目がシビアですよね。自分をちゃんと持っているというか。

牧田:東京と大阪で展示会を開催しているのですが、東京の人は「この洋服良いですね、格好良いすね」って言ってくれる人が多いですが、大阪の人は「この洋服格好良いすね、自分は着ないけど」って言い方なんですよね。(笑)会話の語尾に「知らんけど」ってつける人が多いというか。

GORO:良くわかります。(笑)周りくどくないというか、正直で自分を持っているってことなんでしょうね。

牧田:そうなんですよね。大阪の人は基本的に正直者なんですよね。大阪に帰ってきたとき、この正直さに救われたこともあって改めて大阪人の感覚って良いなと再認識したのを良く憶えています。格好良いことやっているけど俺はこの洋服は好きじゃないって言われると気持ち良い、認めてもらえないのに不思議と悪い気持ちにならないんですよ。逆にこれは買うわって言われるとメチャ嬉しい(笑)人情味があるってそうことなのかなって思います。













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UNION OSAKA で先日開催され話題を呼んだ MIN-NANO(@minnnanoo ) がキュレーションする POP-UP にて別注デニムを制作した大阪発のワークウエアブランド THE UNION (@the_union_official )代表・牧田耕平氏のアトリエ兼作業所にて、別注デニムのディレクションを行った MIN-NANO の GORO 氏との対談を実施。東京・大阪から国内外に向けてブレないカルチャーを発信し続けてきた2人に別注デニムが生まれた経緯やこだわり、そして各々「これまで」と「これから」について話を聞いた。

INTERVIEW : UNION TOKYO
PHOTO : Hoshina Ogawa (@hoshina1987 )



— 牧田さんのプロフィール、主宰されているワークウエアブランド THE UNION について教えてください。
牧田(敬称略):このアトリエがある大阪市東住吉区が出身地です。高校を出た後にパティシエを目指して地元大阪の製菓専門学校に通っていたのですが古着屋に通っていたこともあり洋服への興味が強くなって19歳から2年間フルカウントというデニムメイカーに勤めていました。そこではヴィンテージのレプリカの企画を得意としていて働きながらデニムの専門的な知識や生産について学ばせてもらいました。その後 SUPREME や SILAS などの海外ブランドを扱っていた都内の代理店に移り、1999年に MOTIVE というオリジナルブランドを立ち上げ、そこでも MOTIVE TOUGH というデニムウエアに特化した別ラインを作っていました。その後、地元大阪に戻り2009年に始めたのがデニムを中心としたワークウエアのレーベル THE UNION ですね。

— 昔からデニムウエアが好きだったのですか?
牧田:19歳の時に大阪の古着屋で購入した FOREMOST(ストアブランドで知られる J.C.PENNY 傘下のプライベートブランド) のデニムパンツがきっかけです。いわゆる LEVI’S や LEE などの規模の大きなブランドよりもストアブランドやサードブランドと呼ばれるデニムの方が好きでした。とはいえデニムや古着だけを好きだったわけではなくて、高校が私服OKで周りの友達が COMME des GARCONS、YOHJI YAMAMOTO、DRIES VAN NOTEN 等々を着ていて色々なブランドや洋服に触れていました。印象深かったのは大阪のロンディスというお店で入手した袖裏がマフラーでカスタムしてある GOOD ENOUGH のモッズコート。当時はヴィンテージをベースにリメイクを施すようなブランドは少なかったので衝撃を受けたのを憶えています。



— MIN-NANO GOROさん、UNION との出会いを教えてください。
GORO:牧田さんは広島にお店をやっていた共通の友人を通して親交が始まりました。スケートデッキで作られていた THE UNION の家具を MIN-NANO で取り扱わせて欲しいと紹介してもらったのが始まりです。もちろん知り合う前から MOTIVE や THE UNION 含め牧田さんのモノづくりはずっと見させてもらっていてリスペクトしっぱなしです。

牧田:GOROちゃんがお店をやっているのももちろん知っていたし、同じ裏原カルチャーの洗礼を受けながらもオリジナルを追求していて、無駄なモノは作らないところとか互いに物作りに対する感覚が似ていると思っていましたね。UNION は10代の頃から認知していて FRONTMAN ロゴの入ったTシャツは国内では STÜSSY の店舗で売っていたのを憶えています。もちろん NY の店舗にも何度か行った事もあって、ローカルなスモールブランドからミックステープ、日本の裏原ブランドまでごちゃ混ぜで扱っていてSOHOっぽくない面白い店だなと思っていました。クリスが店に立っていた頃とのことなのでもしかしたら出会っていたかもしれないですね(笑)LAもその時とは別に訪れたことがあってNY、LAも90年代のカルチャーが蠢いていた時代を肌で感じられる店だったのを憶えています。



— 今回の別注デニムについて教えてください。
GORO:今回、UNION OSAKA での POP-UP の話があった際に即座に THE UNION のデニムをラインナップに入れさせて頂きたいと思っていました。牧田さんのモノづくりの姿勢や製品のクオリティはもちろん理由としてありましたが、大阪発信でモノ作りも関西で完結されている稀有なブランドなので是非この機会にと考えていました。UNION 同士っていうのものありますが (笑)アイテムとしては THE UNION の仕様とスペックをそのままにテーパードを利かせた BAGGY タイプで別注させてもらったら MIN-NANO と UNION らしいデニムに仕上がるんじゃないかと思っていました。ただ、THE UNION でリリースしている既存のデニムはシルエットが完成されているので、そこをアレンジさせてもらうのは失礼になっちゃうかもという心配はありましたね。

牧田:僕も話をもらった時にウチが通常やらないような形のデニムパンツをビタビタのヴィンテージ仕様でやったら面白んじゃないかと思っていたので GOROちゃんから BAGGY のシルエットでの提案貰ってからは話が非常に早かったように思います。 THE UNION のデニムでこだわっているディテールについて説明させてもらうと、まずはポケット口のシェイプ。緩いS字のような曲線を描いたようなポケット口になっているのですが、今やうちのデニムのトレードマークになっていて僕らは 「WELCOME ポケット」と呼んでいます。一般的なデニムだとポケット口が曲線や直線になっているのですがポケットに手を入れずらいんですよね。うちの仕様は無理なく手を入れられるカッティングになっていて、更に穿き込んでいくと立体的に口が入れずらいんですよね。うちの仕様は無理なく手を入れられるカッティングになっていて、更に穿き込んでいくと立体的に口が開いてくるオリジナルなディテールになっています。段々と WELCOME になっていく感じ(笑)ですね。その他にも隠しリベットや耳付きの仕様、UNION SPECIALで縫っている裾のチェーンステッチ、芯入りで三巻押さえのベルトループなど THE UNION の定番モデルと同様のヴィンテージ仕様なのですが当時の製法やディテールをそのまま活かしながらもテーパードの効いたバギータイプに落とし込んでいるのが別注の大きなポイントとなっています。






GORO:加えてバックポケットのステッチも MIN-NANO の「M」型にアレンジさせてもらっています。バックポケットは小場のステッチ含めメチャ綺麗に仕上がっていてありがたいです。

牧田:隠しリベットもありながらここまで(ステッチの間隔を)細く仕上げるのは高い縫製技術が必要なので、そう言ってもらえて嬉しいです。THE UNION としては過去の名作をただ蘇らせてレプリカにするだけの事はしたくなくて、当時のデザインに敬意を払いながらも、オリジナルと呼べる新しいディテールを加えて進化したモノに昇華させたいと考えてます。そいうった意味でも今回の GOROちゃんからのオーダーであった BAGGY へのアレンジはこれまでにありそうで無かった非常にユニークな取り組みになっているかと思います。






— デニム生地について教えてください
牧田:作りたい形によってオンスや表情を変えたいので、厳選したデニム生地を使い分けています。経年による色落ちはどれも間違いない生地を定番として選んでいるのですが機織り屋さんによって生地のキャラクターがあるのでデザインとの相性でチョイスしていますね。ちなみにこれが過去に作ったデニムなのですが THE の「T」を模った蛇腹のバックポケットは仕様が色落ち、アタリと一体となっているかと。

GORO:確かに。オリジナルの仕様に沿ったアタリが良い感じでていて完全にオリジナルなヴィンテージになってますね・・ちなみにどれくらい履き込めばこの色落ちの感じになるのですか?

牧田:これは5年ほど履き込んで完成した1本です。どんなウエアも経年でどんな表情になるのか想定しながらデザインを進めていますがトライ&エラーしながらなので開発に時間が掛かります。ワークウエアの好きなところは無駄なものが削ぎ落とされているところなんですが、時間を掛けて研ぎ澄まされた機能ほど美しいものは無いと思います。






— 最後に THE UNION の「これから」と牧田さんの拠点である大阪の街について教えてください。
GORO:PODCASTでラジオやられてますよね?お店の在り方だったりとか THE UNION の過去のアイテムをヴィンテージとして扱っている話とか面白いので良く聴かせてもらってます。

牧田:是非次回はラジオ出演お願いします(笑)過去アイテムをヴィンテージとして扱っているのは USED UNION という取り組みでフリマアプリやリサイクルショップに流れている THE UNION の中古品をヴィンテージとして買い戻して必要に応じて手を加えて新たな商品としてリリースしています。新品を売ったら放ったらかしではなくて THE UNION を着てもらえる人や欲しがってくれている人がいるなら安価でも届けたいなと。

GORO:今の時代にも共感できる良い取り組みですね。僕もそうなのですが自分の作った物が2次流通に乗って価値を評価されないところに流れていってしまうのは本意じゃないですよね。

牧田:僕らの洋服って決して安いわけでも無いので新品は値段的に買えない若い子達にも USED だったら安く提供できるし僕らのプロダクトはヴィンテージとしての素質や価値があると考えています。着てくれた子が新品に興味を持ってくれる可能性もありますしね。何と言っても作ってきた物には愛情があるので今後も引き続きこの取り組みは続けていきたいですね。






GORO:今対談させてもらっている建物の屋上の HITOTZUKI さんのミューラル見させてもらいましたがインパクトありますね。

牧田:あの作品は数年前に彼らが遊びに来てくれた時に描いてもらいました。元々ここは親父と兄が鉄工所をやっていて東京から帰ってきた時に2階の部屋が空いていたのでそれから拠点としています。ここら辺一帯(大阪・東住吉区)は下町なんですが、安くて美味しいご飯屋さんや良い銭湯が多くてリアル大阪なエリアだと思っています。人で言うと大阪って東京と違って色んなキャラクターの人がいるように思います。何というかキャラ強めで同じような感覚の人が多くないんですよね。ややこしいというか(笑)

GORO:物を見る目がシビアですよね。自分をちゃんと持っているというか。

牧田:東京と大阪で展示会を開催しているのですが、東京の人は「この洋服良いですね、格好良いすね」って言ってくれる人が多いですが、大阪の人は「この洋服格好良いすね、自分は着ないけど」って言い方なんですよね。(笑)会話の語尾に「知らんけど」ってつける人が多いというか。

GORO:良くわかります。(笑)周りくどくないというか、正直で自分を持っているってことなんでしょうね。

牧田:そうなんですよね。大阪の人は基本的に正直者なんですよね。大阪に帰ってきたとき、この正直さに救われたこともあって改めて大阪人の感覚って良いなと再認識したのを良く憶えています。格好良いことやっているけど俺はこの洋服は好きじゃないって言われると気持ち良い、認めてもらえないのに不思議と悪い気持ちにならないんですよ。逆にこれは買うわって言われるとメチャ嬉しい(笑)人情味があるってそうことなのかなって思います。












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